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『ねえさんといもうと』

  • oideoideinfo
  • 2022年5月13日
  • 読了時間: 1分

更新日:2022年5月17日



淡いやわらかいピンク色の表紙に、

思わず癒され手に取りたくなる絵本。


幼い姉妹に

あたりまえのように流れている

日常の時間。

やさしい色合いと

やわらかいタッチの

絵と文で表現されています。


なにからなにまでせわをしてくれる、

面倒見のいいねえさん。

いもうとは頼りきりでした。


でも、ある日。

小さい妹に変化が芽生えます。


いもうとの成長の瞬間は、

ねえさんにとっても、

肩の力がふっと抜けた瞬間でも

あったとおもいます。


のぎくの咲く草原の自然が、

優しく

ふたりを見守っているような気がします。


私にも2歳上の姉がいます。

小さい頃

稲作で毎日忙しかった母の代わりに、

わたしの長い髪を器用に結ってくれた姉。


稲穂のかおりと一緒に、

姉のことを想います。




ねえさんといもうと


文:シャーロット・ゾロトウ

絵・訳:酒井 駒子

出版社:あすなろ書房

発行日:2019年04月08日










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